色の数値化を行う上で用いるのが「表色系」になります。表色系とは、一般に、物体の色や光源の色を数値や記号で表現する方法を言います。表色系は、
・マンセル表色系
・L*a*b表色系
・L*C*h表色系
・XYZ(Yxy)表色系
・XYZ(Yxy)表色系
の様に、いくつかの種類があります。
XYZ(Yxy)表色系
Yxy表色系とは、光の三原色(R=赤、G=緑、B=青)の加法混色の原理に基づいて発展したもので、下図に表される色度図を使って色をYxyの3つの値で表わします。物理学者のヤングが発見し、へルムホルツが拡充した光の三原色(RGB)の加法混色の原理に基づいて発展。無彩色は色度図の中心にあり、彩度は周辺になるほど高くなります。
x, yの求め方は、 虚色と呼ばれる、実在しない原色X,Y, Zを、
X = 0.4898R + 0.3101G + 0.2001B
Y = 0.1769R + 0.8124G + 0.0107B
Z = 0.0000R + 0.0100G + 0.9903B
のように定め(sRGB色空間の場合)
さらに、これらの式を用いて、
x = X/(X+Y+Z)
y = Y/(X+Y+Z) Y = Y
と定められています。
Reference
wikipedeia"色空間"
XYZ-RGB の変換式 と カラートライアングル, http://www.enjoy.ne.jp/~k-ichikawa/CIEXYZ_RGB.html
written: 2012/11/08
last updated: 2012/12/21

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