2012/03/20

CUDA(day1)

CUDAとは
Computer Unified Device Architectureの略で「クーダ」と発音するらしい。
簡単のため、以下CUDAは小文字でcudaと綴ります。

cudaNVIDIAが提供する並列計算のためのアーキテクチャです。
CPU(Central Processing Unit)ではなく、GPU(Graphics Processing Unit)を利用することにより、計算処理能力を劇的に向上させることができます。イメージとしては「小さなCPUがたくさんあり、データを並列処理する」といった感じでしょうか。
ハードウェア依存
現在市販されている個人用のPCでは、GPUはIntel, ATI, そしてNVIDIA社のうち、いずれかの会社のGPUが使われています。cudaはNVIDIA社のGPUでなくては動きません。そのため、ノートPCの場合、cudaを使いたければNVIDIA社のGPUが搭載されているPCを選ばなくてはなりません。 商業ソフトウェアですが、NVIDIAのGPUでなくともcudaが使える開発環境を提供している会社もあります→CUDA-x86

cudaでのプログラミング
cudaはいくつかの言語をサポートしますが、その1つである"CUDA C"では、いくつかのCUDA特有な記述が必要にはなるものの、元のC言語に近いシンプルなものになっています。


【参照】
・連載:CUDA GPU Computingへの誘い
 第1回GPUコンピューティングの歴史とCUDAの誕生
 http://thinkit.co.jp/story/2010/07/02/1645?page=0,0
・NVIDIA
  http://www.nvidia.co.jp/object/cuda_home_new_jp.html




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